しっぽ

 くねくね足に巻き付けるようにくっつけている時は、甘えている時やおやつなどをおねだりしている時。
餌やおやつを持っていると、甲高い声でスリスリと足によって来ることはありませんか？それは愛猫が「早く早く」とおねだりしているのかも知れませんね。

 しっぽをピンと伸ばしている時は、「甘えたい」「嬉しい」といった感情があるようです。
飼い主さんに対して行っている場合は「大好き」といったような愛情表現のサインとも考えられます。
撫でたり抱っこしてもらいたい時にしているかもしれません。

 しっぽを2倍ほどに膨らませている時は怒っている時。この時背中の毛も逆立っています。
物凄く怒っている時や、猫同士のケンカの時に見受けられます。
無闇に手を出すとケガをする恐れがありますので、注意しましょう。

甘噛み

 チュウチュウと吸いながら甘噛みすることはありませんか？
これは母猫の母乳を飲んでいた頃の名残と考えられます。
飼い主さんの肌を母乳のように感じ、甘えながら噛むことで、子猫時代の幸せな気分を思い出しているのでしょう。

前足でふみふみするとき

 甘噛みと似た行動がふみふみ行動。
生まれたばかりの子猫時代、母猫から母乳をもらっていた時のことを思い出してやっているようです。
子猫時代を思い出し、幸せな気分で甘えたくなっていると考えられます。
飼い主さんに甘えたい気持ちをアピールしている時によく見られるはずです。

毛づくろい

 メンテナンスとして汚れを取り除き毛並を整えるために行います。
しかし、それだけではなく、慣れ親しんだ自分のニオイを付けることで「落ち着きたい」「安心したい」といった気持ちもあるようです。

飼い主の邪魔をする

 猫は自分の都合で生きています。
その気がなければ、呼んでも知らん顔ですが、飼い主がなにかに熱中して自分への関心が低くなると、不安や不満を感じるようです。
新聞を広げると飛び込んできたり、勉強しているとノートや教科書の上に寝転んでみせたり、みなさんも覚えがあるはずです。
猫の典型的なわがまま行為ですが、しばらくかまってあげれば、自分への関心が薄れてないのだと納得するので、ちょっとだけでも相手をしてあげましょう。
飼い主の邪魔をする ＝ かまってもらいたいときなのです。